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ゲンミツにdo!でSHOW(*´ω`*)

某声優さんとかナルサスとかその他ヲタ要素を呟いてます~~.。・:*:・゚`☆、。・:*:・゚`★*

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七夕ナルサスSS

いや、遅いから。
もう二日前に終わってるけど。
なんか浮かんだからかいてみた。

文おかしいけど、なんか自己満足。

あたしはナルトが好きだから、サスケくんがツンデレながらも、
ナルトが好きなのが好き。
まぁナルトは絶対サスケ好き好き大好きが前提。
「なあなあサスケー!ほら見てみろってばよ!」
ナルトは窓から身を乗り出して、後ろのサスケに言った。
空には満天の星。広がる天の川。

「うるせぇ、ウスラトンカチ」
星空に感動しているナルトを余所に冷たくサスケは言う。
女じゃあるまいし、いちいちそんなことに反応してられない。
今はともかく、目の前のウスラトンカチが汚した食器を片付けるだけだ。
しかしまぁどうしたらここまで食べこぼせるのか、そっちをむしろ聞きたい。

しかしナルトは、サスケのそんな思いは露知らず。
むしろ、あまりに反応のないサスケに少し怒りを覚える。
「ちょ!今日ってば七夕なんだぜーちょっとくらい優しくなれねぇのかってばよ
…」

「なんだって?」
聞きなれない単語が、耳を掠めた。
再度、ナルトに問う。

「今日ってばた な ば た!!七夕だっての!織姫と彦星が一年に一度会えるって
いう恋人達の日だってばよ!」
だから俺が彦星なら、サスケが織姫ってかんじだってばよーなんて、ナルトは続ける。
思わずサスケは溜息をついた。
「くだらねぇ…」
少女趣味にもほどがあるぞ、と。
まったくこいつはと、半ばあきれた物言いで。
恋人たちの日。特別な日。
じゃあ、仕方ないから。仕方ないからのってやろうか、と。


サスケってばひでー、と続けるはずだったその唇は、ふいに閉ざされた。

「なっ!?」
ナルトの首ねっこをおもいっきり引き寄せたサスケに。
触れるだけの軽いキスだけど、ナルトは驚いた。
サスケからしてくれることなんか今までなかったのに。
「サ、サスケ!?」

「俺は一年に一度じゃ我慢できないがな」
そう言いながらサスケはナルトから離れた。
クールに装っていても顔は少し赤らめて。

ナルトは思わず顔が笑ってしまうのを止められなかった。
気持ち悪いほどに、ニヤニヤしてしまう。
嬉しくて。

「キモイ」
その姿を見たサスケにそう言われても。
止められなかった。

あまりに嬉しくて。本当に嬉しくて。

「サースケ、好きだってばよ」
思わず後ろから抱き着いて何度も何度もナルトはそう告げる。
溢れんばかりの『好き』をサスケに伝えるように。
サスケはそれを少しウザイと思いながらも、やめろとは不思議と思わなかった。
今日は、今日だけは。

なにせ今日は特別な、恋人たちの日。
天の上にいる、年に一度の逢瀬を繰り返す恋人たちに免じて。
今日くらいは素直になってやろうか。

「そんなの知ってる」

その言葉に、ナルトの顔のにやけが更に止まらなくなったとしても。

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